夏研 大会 48回大会

 夏研 実技研② Cコース「ねんどくんムービー・簡単クレイアニメ」(オンライン併用)

筑波大学附属小学校(非常勤講師) 北川智久

子どもと教師の「どうしたい?」~正解のない場を楽しむ図画工作~

 

テレビで見かけるクレイアニメは、準備物が多くて制作に時間がかかる大人の美術表現です。これをなんとか小学生にも簡単な方法で実現できないかと思って教材化してみました。こちらは、サンプル動画です。

主役のねんどくんです。シンプルないでたちです。青い形は型紙です。

教科書で見かけるクレイアニメは、紙ねんどやアルミ針金、絵の具による着色などに時間をかけています。形をつくるのに時間がかかって、最大のめあてであるべき「動きの表現」にかける時間が少なくなります。

ねんどくんは、油粘土から生まれます。わりばしをたたら板にして、5ミリ程度の厚さに油粘土をのばしてつくります。

形がうまくつくれない、なんてなやみは無用です。型紙を切り抜いてねんどに押し付け、切り針で切りぬきます。

ねんどくんが誕生するには、5分ほど時間がかかります。2人目は、1分でできるでしょう。つまり、すぐつくれるということです。1人でもおもしろい動きはつくり出せます。複数を組み合わせると、お話が複雑になります。

最初は、短めの時間設定で、途中であっても映像を見せ合います。このとき、いきなり大型スクリーンに映すよりも、子どもどうしのタブレットを見せ合って、「見せる側」と「見る側」を行ったり来たりさせることがおすすめの指導方法です。子どもが受け身にならず、自らプレゼンをしたり友だちに感想や意見を言ったりすることのくり返しや積み重ねの体験を重視するからです。こうすることで、クラスの子どもどうしが仲良くなり、学び合う集団づくりに直結します。

もう少しくわしい話は、夏研のときにお知らせしますね。お待ちしています。

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