白百合女子大学 椎橋げんき
はさみ、主役じゃないけど…
思いを形にしたいときに、あると便利な「はさみ」。
ただ、ふと考えてみると「持ち方って教えるべき?」「そもそも、なんでそれを切るの?」「どうして、そんなふうに切ったの?」「えっ?使わないの?」
と、意外といろんな問いが浮かびます。
普段はあまり目立たない用具ですが、子どもたちにとってはどんな存在なのでしょうか。
いろいろなものを切りたくなる衝動や、切っているときに伝わってくる「切り心地」。
そのひとつひとつの瞬間に、子どもなりの「おもしろさ」や「こだわり」、心の揺れが詰まっています。
子供の表現を支えるはさみを通して、ものを感じる子供のたちの姿にぜひ目を向けてみてください。作品では語ることができない軌跡が子供の思いを物語ってくれていると思います。
さて、今日の子供たちは何を切ってみたい気持ちでしょうか。


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