夏研 研修 47回大会

第47回実技コース紹介⑤「不思議な布で、いい感じ」

練馬区立豊玉第二小学校 河村 泰正


皆様、高学年の造形遊びはどのように実践しているでしょうか?
特に、現学習指導要領から、高学年の造形遊びに「空間」という要素が増えてから、どのように実践に結びつけたらよいのだろうと、私自身すごく悩みました。
「『空間』ってなんだろう?よく展覧会で見られるような共同作品が高学年の造形遊びなのかな?
でも、造形遊びって、『~なものをつくろうね。』と教師からテーマや方法を伝えるのではなく、子どもが表したいことや表し方を考えていくものなんじゃないのかな?」
低学年や中学年は気軽な気持ちでやってきたのに、突然高学年になると授業で悩むのはなぜなのでしょうか。
そこで今回は、「不思議な布で、いい感じ」という題名のコースです。
不織布を使って、会場に空間表現をしていきます。不織布を貼ったりつなげたりしながら、空間表現を体験してみましょう。
そして、せっかくの実技研なので、「どのような内容の活動なのか。」それも大切ですが、参観者とともに、子どもと普段授業をする際に、子どもが活動を楽しんだり、素材の特徴を生かしたりする導入はどのようにやったらよいのか。子どもが表したいことや表し方を考えて活動するとはどのようなことなのかという授業の悩みについても共有したいと思います。
ぜひ、参加された皆様で高学年の造形遊びを体験することで、「頭で考えていたよりも、空間表現ってこんなふうにやればいいんだ。」と日頃の授業のヒントにしていただければと思います。
活動後は、今回の題材以外にもいくつか題材を紹介させていただきます。参加された皆様も、ぜひ日頃の高学年の造形遊びネタがあれば、写真などで共有しましょう!

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