大会 研修

46回大会へのお誘い(内容を少しだけご紹介⑤)

Aコース後半「つくる・みる・つくる・みる・つくる…」の実践を少しだけ…

成城学園初等学校 粟津謙吾

「この作品がいいな!」「この色に合わせて背景はこれにしたい!」

「ねえねえ,この作品のカードってもうないの?」「この作品の本当のタイトル教えて!」自校で実践した時はこんな声が飛び交っていました。

つくりながら鑑賞する,鑑賞しながらつくる,これを自然と行き来するのが粟津実践Aコースです。

この題材が生まれたきっかけを少しだけ紹介します。

教育美術から「パブリックドメインを使ったアートカードを使った実践で文章を書いてください。」そんな依頼をいただきました。アートカードの実践…これまで諸先生方が素敵な実践をされています。自分からはこれ以上の実践は出てこないんじゃないかな…そんな風に考えつつ,頭のすみっこにこの依頼を置きながら毎日がすぎていきました。

そんな時,3年前に卒業した中学3年生が美術部に入って,悩んでいるから相談にのってほしい,と連絡がありました。相談は「油絵を描き上げて展覧会に出すのだけれど,額縁が決められないからどうしたらいいか」といった内容でした。相談にのりながら,額縁によって作品の見え方が変わることを改めて認識し,「これだ!」と思って子どもたちと実践したものがAコースの後半実践です。

前半は,立川先生のコースです。鑑賞活動を通して鑑賞という概念を拡張してもらうような実技コースになるのでは!?と個人的にも楽しみにしています。

私の実践とも相性がよさそうにも思っていますので,今年の夏は鑑賞の概念を転換拡張できるかもしれないAコースにぜひお越しください!

お申し込みはこちらから(Peatix)

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